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ヒーロートレーディングはドライウォール工法を専門とするビルダーです。

Drywallの家 ヒーロートレーディング

外壁総レンガの家 建築日記 (地盤調査・地盤改良・基礎工事編)


打合せ期間、約7か月。ご納得頂ける間取りが出来ました。

主な建物仕様
ドライウォール・2×6工法・マービン木製サッシ・特注造作キッチン・全館空調・オール電化・レクサンド木製玄関ドア・木製室内ドア・無垢材フローリング・無垢材モールディング・天井高さ2.9mなど・・・・



地盤調査

地盤調査

建物の間取りが決まったら、地盤の強さ(地耐力)を計測します。金属の棒を地中に差し込み計測します。最後の写真は地中の土を取り出して粘性や水分の調査をしている写真です。

















地盤調査の翌日、報告書が送られてきました。改良の必要ありの結果でした。お客様にしても、余計な出費をする事となります。

この土地には30年以上前に建てられた家があったのになぜ改良が必要なのか?
30年前は、建物を建てる際に地盤調査は義務は無かったので、一部の住宅メーカーでは行っていたようですが、殆どの家では建築前の地盤調査は行っていませんでした。その結果、不動沈下する欠陥住宅が多発しました。
平成19年に 住宅瑕疵担保履行法 なる法律が施工され、住宅瑕疵担保責任保険法人が設立し、建物を建てる際はこの保険に強制加入となり、地盤調査は義務となったのです。調査結果を保険法人に提出しないと保証書が発行されません。いずれにしてもまだ、最近の法律なのです。

地盤改良

地盤改良

今回の改良方法は鋼管杭。基礎の下計37か所に4メートルぐらいの鉄の棒を差し込みました
















基礎工事

基礎工事スタート

本日より基礎工事が始まりました。少し雨が降っていましたが、何とか作業は出来ました。今日の主な作業は残土出し。基礎を打つ前にある程度の高さを見ながら予掘り作業です。2トンと4トンダンプを往復させながらの作業です。親方、現場近くで残土受け入れ業者を見つけたのですが、金額が高くて嘆いていました。そうなんです、残土受け入れ金額は地域により様々。当然東京に近づけば近づくほど高くなるのです。その地域の土地の値段にに比例すると言っても良いと思います。



















根切り完了

根切り完了。駐車スペースの土出しも完了です。明日は鋼管杭の高さ調整を行います。
現場近くのお寿司屋さんでなんとランチ540円。回転ずしより安い!!上ににぎりで1080円!!明日はちょっと贅沢しようかな・・・・・

















砕石・防湿シート・捨コン

この日は風が強く、防湿シートを敷くのが大変でした。午後から捨コンの打設です。通常ですと、外周部分のみ捨コンを打ちますが、この家は基礎の底盤まで全て捨コンを打設しています。


















配筋開始

外周部の枠を建て、配筋を行います。鉄筋はある程度、組み上げて現場に搬入されます。中央の写真は地中梁と言って、建物を補強する為の基礎です。この家は開口が広く且つ、天井高が高いため構造計算により地中梁で補強しています。

















配筋完了

耐圧盤150ピッチの配筋はスゴイです。地中梁になる部分の上は13oの鉄筋が3本。鉄筋のここまでなると迫力があります。耐圧盤も打っていないのに、内部の枠が立っています。通常は耐圧盤のコンクリートを打設して内部の立ち上がりと2回に分けて行いますが、この家は全てのコンコリートを1回で打設します。


















配筋検査

本日は、加入している あんしん住宅瑕疵保険 の配金検査です。問題なく合格。検査員の人も "この家2階建てですよね?"と基礎配筋を見て不思議そうでした。2階建てで地中梁がある家はそうそうありません。


















基礎の一発打ち

通常の基礎は耐圧盤(基礎の下)を先に打設して、何日か期間を空けて立ち上がり部分を打設する2回打ちが一般的です。今回は、一度で行う俗に言う "一発打ち" です。中央の写真はコンクリート打設後、半乾きの時に行うコテ作業です。表面がツルツルになり、硬化時の表面クラックを防ぎます。最後の写真は耐圧盤(基礎の下)の厚さです。住宅メーカーなどでも通常150oが一般的ですが弊社の標準は180oとしています。



















枠ばらし

本日は、基礎の枠を外しました。真白で気持ちいい!!。明日からは水道屋さんが床下の配管と外回りの配管を行う予定ですが、雨の予報です。最後の写真は基礎にビニール養生した物です。建築中に基礎が汚れないように、外周にビニールを巻きます。最後の仕上げでモルタルでキレイにするのですが、真っ白な基礎を少しでも汚したくないのでいつも行っています。


















床下の予備配管

基礎が完成すると、大工さんが入る前に床下配管の配管を行います。色の付いた管は給水用ポリブデン管です。くにゃくにゃ曲がる便利な物です。昔は屋内も塩ビ管を使ってました。
















外部の配管

本日は室外の配管を行いました。小さなカワイイ ユンボ を使い基礎周りに配管を埋めていきます。


















基礎屋さんの作業完了

本日はポーチ、エコキュート置場、全館空調室外機置場のコンクリートを打設して、基礎周りの土の埋め戻しを行いました。これで基礎屋さんの作業は終了となります。お疲れ様でした。

















敷地内の養生

水道屋さんの作業も終了して、敷地内に養生を行いました。これで明日から始まる大工さんの受け入れ準備は万端です。ここまでやれば道路や建物を汚す事はありません。


















以上をもちまして、基礎編を終了いたします。携わった全ての職人さんに感謝申し上げます。有難うございました!!
次は建て方偏をご覧ください。

大工さんのフレーミングが見れます。2×6の壁は迫力です!
 建て方編

 内部造作編

    完成偏


リターン





































ナビゲーション