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ヒーロートレーディングはドライウォール工法を専門とするビルダーです。
Drywallの家
ヒーロートレーディング
敷地面積21坪 低層地域 2世帯住宅 建築日記 (造作偏)
敷地面積21坪 第一種低層住居専用地域 建ぺい率40% 容積率80% 延床面積17坪弱 駐車スペース2台
かなり厳しい条件での2世帯住宅でしたが、打合せ期間約3か月半を経て快適な間取りが出来ました。
主な建物仕様
ドライウォール・アンダーセン木製サッシ・レクサンド木製玄関ドア・セントレイニア木製建具・フローリン厚21o無垢材・ニチハ新商品 継ぎ目の少ないサイディングFUGEなど・・・・
外壁の透湿防水しシートと屋根のルーフィング
建て方工事も終わり、本日から造作工事となりました。まずは、全ての外壁に透湿防水シートを貼ります。弊社で標準としているシートは 透湿性・防水性ともう一つ 遮熱性を併せ持つ タイベックシルバー を使用しています。価格は、一般的なシートと比べ3倍となりますが、その価値はあるようです。
一方屋根は、ルーフィングと呼ばれる屋根材の下地となる防水シートを貼りました。屋根の斜面でも平気で歩ける職人さんはスゴイです。
木製サッシと木製玄関ドア
本日はアメリカ製アンダーセン社の木製サッシ。スェーデン製レクサンド社の木製玄関ドアが入りました。アルミや樹脂と違い雰囲気がとても良いです。勿論性能もです。LOW-E ペアガラス アルゴンガス入り。このサッシで断熱効果は勿論、 木製のフレームなので結露もありません。
破風板
造作に移り現場の動きは一気に地味になります。現場は親方の息子さんが仕切ります。大工さんも建て方が得意な人と造作が得意な人で分かれます。実の親子でも親方は建て方を、息子さんは造作を得意としています。
FRP防水
バルコニーのFRP防水です。ガラス繊維を木材に巻き付け防水します。
室内では
発泡断熱材を吹き付ける前に壁内の逃げ配管を電気屋さんと水道屋さんが行います。屋根には、換気層を設ける為にスペーサーを取り付けます。来週はいよいよ、発砲断熱材の工事となります。
吹き付けの断熱材
壁も天井もOK。お風呂の基礎部分にも断熱材を吹き付けます。後は、サッシと壁の僅かな隙間にも吹き付けます。このサッシのと壁の隙間に入れる断熱材は膨張が少ない物を使用しないとサッシを痛めてしまいます。
断熱・4×8(1220×2440)の石こうボード・電気やさん・水道屋さん
断熱材は昨日屋根のカットを終えて完了。今日は沢山の業者さんでにぎやかです。朝一から石膏ボードの搬入が行われました。この石こうボードはドライウォール用なので幅1220×長さ2440o 厚さ12.5oの製品です。この石こうボードを壁と天井に貼ります。普通の家ですと 壁に使うのは幅910×2440oの厚さ12.5o。天井は910o×1820oの厚さ9oが一般的です。普通の大工さんに幅1220×2440 厚さ12.5o の石膏ボードを天井に貼ってと言ったら怒られると思います。日本の家では、有り得ない大きさなのです。
中央の写真は石膏ボードを室内に搬入する専門の業者さんです。1枚20キロ以上のボードを2枚持って楽々と搬入します。合計200枚ぐらいの注文です。スゴイ。ちなみにこの写真の人は夕方からジムで筋トレをオ行うとの事でした。
一方室内では、石膏ボードを貼る前に電気屋さんと水道屋さんが大慌てで作業をおこなっています。
電気屋さんと1階天井断熱材
電気屋さんの配線です。これ全部覚えているのだらスゴイ。1階の天井に防音対策としてグラスウール断熱材を入れました。防音対策用ですが断熱性の高い16Kの高性能断熱材です。壁と天井に入れれば次世代省エネの取得ができます。少し贅沢な感じです。
石膏ボード
最初の写真は2階の床です。フローリングの下に防音用として石膏ボードを施工しました。この石こうボードの下が、上の写真の断熱材となります。
ドライウォール用の石膏ボード(テーパーボード)
ドライウォール用の石膏ボードは両サイドが少し凹んでいるテーパーボードと言うものを使用します。サイズは幅1220o・長さは2440o・厚12.5o。このサイズを壁と天井に貼ります。貼り方も縦ではなく横して且つ、レンガを貼るように互い違いにします。この方法で地震の横揺れに強くなるのです。耐振性能が高くなるのもドライウォールの特徴です。
屋根工事
屋根材の施工写真です。弊社の標準仕様はアスファルトシングルのリッジウェイと言う物を使っています。様々な商品がある中でリッジウェイを使っているのは、色落ちしない。軽い。耐久性がある。などの理由です。最後の少し盛り上がっている写真は屋根の空気を喚起する部材です。
ドライウォール開始 (第一工程 バーズーカによるテーピングとパテ処理。耐振性の向上)
ドライウォールのスタートです。ドライウォーラーは本場カナダの方です。石膏ボードのつなぎ目をテーピングとパテ処理により強固につなげる作業です。
石膏ボードのつなぎ目にテーピングを行い耐震性を高めているのはこのドライウォール工法以外にはない
と思います。ドライウォーラーが持っているのは、通称バズーカと呼ばれる道具で石膏ボードのつなぎ目をパテ処理とテーピングを一度に行える道具です。
ドライウォールの場合、石膏ボードは横のレンガ貼りです。日本の家は縦に貼ります。ドライウォールは横に貼る事で
耐震強度を高めています。
ドライウォール第二工程 (耐震性と気密性の高いドライウォール)
全てのボードのつなぎ目はテーピングにより強固に繋げられ、壁を一体化する事で耐震性能を高めています。またこのテーピング作業により気密性も高められています。今日は第二工程である、テーピングされた箇所にさらにパテ処理を行います。(第一回のパテ処理)
ドライウォール第三工程 (第二回目のパテ処理)
ドライウォールの特徴として壁の角をアールにする事が出来ます。通常室内壁の角は90度が当たり前ですが、ドライウォール工法の場合、通称ブルノーズと呼ばれるアールのついた金属製の部材を取り付ける事により、アールにする事ができます。些細な事だと思いますが部屋全体を見渡した時、角がないので優しい雰囲気がするんですよ。このパテ処理が上手く出来ないと照明をつけた時に影が出来てしまいます。ドライウォールはゴマカシの効かない、まさに職人の技量の問われる工法です。
ドライウォール第四工程
パテ処理の3回目です。表面を均一にする作業です。ドライウォールの塗装仕上げは3層にパテ処理された石膏ボードの上に塗装をします。下地が悪いと照明を当てると凹凸が目立ってしまいます。ドライウォールは耐振性・気密性・審美性に優れた他には無い室内壁工法なのです。工程はまだまだ続きます。
ドライウォール第五工程 (第一回目のサンディング)
パテ処理された部分を均一にするサンディング作業です。第一回目サンディングは粗削り的な作業です。室内はホコリが舞い床は雪が降ったように削り取られたパテが積もります。ドライウォーラーにとっては一番きつい作業でもあります。ドライウォールはとても手間のかかる工法です。
ドライウォール第六工程 (第二回目のサンディング)
昨日粗削りをした壁に本日は照明片手に僅かな凹凸や傷を見落とすことなく手作業でのサンディング作業です。ここまで下地をキレイにするととても美しい仕上がりになります。
ドライウォール第七工程 (第一回目の塗装)
第一回目の下地の塗装です。
ドライウォール第八工程 (第二回目の塗装)
写真ですと分かり難いのですが、第二回目の塗装を終えました。天井と壁の色を違えたのがおわかりでしょうか?
ドライウォーラーは一度ここでお休みとなり、室内のドアや巾木、ケーシング等を大工さんが付けると再登場となり、第九工程である細かい場所の手直し作業を行います。クロスや左官の壁に比べ手間と時間のかかる工法です。
大工さんは
ドライウォール作業が終了した部屋から大工さんがフローリングを貼ります。フローリングはパインの無垢材。幅140o・長さ3900o・厚さ20oの1本物です。継ぎ目は有りません。
大工さんには4日間お休みをしてもらい、ドライウォール作業との調整をしました。日本の大工さんには理解できない事だと思います。本日は1階と2階のユニットバスの組み立てもを行いました。
2階の床には石膏ボードと防水シート
この家は2世帯住宅なので、万が一の火事を想定して2階の床に石膏ボードを貼りました。防音対策にもなります。石膏ボードは水に弱いのでフローリングを貼る前に防水シートも施工しました。ここまでやれば完璧。
階段
一人の大工さんは、階段。もう一人はフローリング。実はこの二人は実の親子なのです。親子なので難しい事もあるようですが、羨ましいかぎりです。
キッチンの取付と無垢材の階段
本日は、1階と2階のキッチンの取付です。大工さんは無垢材の階段の取付。
サッシ周りのケーシング・無垢材の室内ドア
サッシ周りに無垢材のケーシングを施工します。オシャレな感じになります。無垢材のドアは質感が全く違います。
無垢材のドア
無垢材のドア。
サイディングスタート
サイディングはニチハFUGE。サイディングのつなぎ目が少ないニチハの新商品です。つなぎ目が少ないと言う事はでコーキングが少ない。ようするに、サイディングの欠点であるコーキングの劣化ヶ所が少ない優れた商品です。見た目も、継ぎ目が目立たないので美しい仕上がりになります。他のサイディングと比べ高額ですが、メンテナンス費用が少なくなるので20年後には得をすることでしょう。
解体・地盤調査・地盤改良・基礎工事まで掲載いたします。
大工さんのフレーミングが見れます。
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