本文へスキップ

ヒーロートレーディングはドライウォール工法を専門とするビルダーです。

Drywallの家 ヒーロートレーディング

ダクトレス換気システムの家 建築日記 (内部造作編)

主な建物仕様

ドイツ製ダクトレス第一種換気システムの家 建築日記

全室ドライウォール・発泡断熱材・ニチハFUGEサイディング
アンダーセン木製サッシ・電動開閉式ベルックス天窓・レクサンド木製玄関ドア・木製室内ドア・無垢材フローリング・無垢材の階段・無垢材の手すりなど・・・・全て茶系のオイル塗装を行います!!



アンダーセン木製サッシ・電気屋さん・和やかな10時休み

いよいよ、室内の作業となりました。まずはサッシの取付です。写真ですと曇りガラスのようですが、実はアンダーセンサッシには工事用の破損防止のフィルムが室内外に貼られているのです。日本のサッシには貼られていません。アメリカ人の心配りですね。工事中に汚れないのも大変助かります。次は電気屋さんの室内配管です。電気屋さん3人、大工さん2人、皆さんとても仲良しなんです。親方同士は釣りの情報交換、若い衆は外で談笑しています。この時期は電気屋さん、水道屋さん、大工さんが一緒に作業を行います。互いに声をかけ、思いやりのある仕事をする事が大事です。ギスギスした現場では良い家は建ちません。




















レクサンド木製玄関ドア トリプルガラス・通気段ボール

スウェーデンのレクサンド社木製玄関ドア 標準仕様です!!トリプルガラスです!!某大手Sハウスさんでも標準としている玄関ドアです。断熱材も入っていて、デザインも良く、とても良いドアなので標準仕様としています。築後のお客様からのクレームも無いです。
2番目の写真は、吹き付け断熱に備え、屋根タルキの通気用段ボールを施工した写真です。この段ボールも尺モジュール用に作られていて全てカットして使っています。ツーバイでさえ日本では少ないのに、ましてやフィートモジュール、日本ではとてもやり難いですが、これが本物のツーバイです!!在来の方が全体的に安くなりますが、本物のツーバイ続けます!!!




















サッシ隙間の断熱・ウエザータイト

本日は、高所での撮影の為、携帯での撮影となり写真が横向きとなっています。サッシの周りには、僅かな隙間が発生します。弊社ではグラスウール断熱材をちぎって、その隙間にヘラで押し込み断熱しています。発砲断熱材ではサッシの奥まで届かずこの隙間全てを埋める事は出来ません。無理やりこの隙間に発泡断熱材を入れると発砲によりサッシを歪める原因となります。よって発泡断熱材では断熱効果は期待できないのです。(発泡率の低い物で入れても、奥まで届きません)
発泡断熱材はちぎって押し込んだグラスウール断熱材の上からフタをする目的で施工します。ここまでやっている会社があったら教えて欲しいです。この作業地獄です。グラスウールをちぎると細かいガラス繊維が舞い散ります。咳は出る、腕首顔が痒くなります。これ社員にやらせたらパワハラになるかも??
最後の写真はウエザータイト。外に出るダクトに被せる優れもの。ダクト周りにはコーキングをしていますが、その上から被せることによりより高い防水性を得られるのです。完璧です!!お値段以上ヒーロートレーディング!!

























通気段ボール

明日の吹き付け断熱に備え、屋根には通気用の段ボールを施工します。この段ボールの下から吹き付けるます。通気層は3センチほどで屋根の換気を行います(棟換気)この作業私も何度か行った事があります。細い天井根太に乗っての危ない作業で且つ中腰状態で行います。いつも感心するのですが斜めの部分までキレイに施工されています。その作業の速さにも驚きです。全ての職人さんに言えますがいとも簡単に作業をしていて、私でも出来る!!と錯覚をします。しかし、いざ自分でやると汚い、遅い、となります。陵太君スゴイ!!(若い大工さん)




















水切り板金・軒天換気材

1番目の写真は、親方の仕業です。私現場の掃除魔と呼ばれていて、1現場で必ず大工さんがカットしたした、必要な材料を捨ててしまいます。その防止策でしょう・・・・現場は熱かったり、寒かったりと天候もさることながら、人間同士が同じ空間で仕事をすると些細なことでイラッとする事もあります。特に体を動かす現場にはそのような場面は多いです。こんな親方のお茶目な行動で、現場の雰囲気が和んだりするのです。声かけ、笑も現場には大切ですね。
2番目の写真は水切り板金、下部に網の入った防鼠付です。3番目の写真は軒天換気材、防火仕様です。この場所は防火指定が無いので検査的にはもっと安い物で良いのですが、火事が怖いので防火仕様の物を使います。
防鼠付水切りや、防火仕様の換気材なんでお客様は絶対に見ても分かりません。その存在すら知らないと思います。これに興味を抱き調べる方は皆無かと思います。自分で言うのも変ですが、弊社の建物真面目に造っています。社訓 お値段以上ヒーロートレーディング!!


























宇宙人だ!!!!

いえいえ、違います。吹き付け断熱の職人さんです。完全防備の状態です。噴き出した瞬間は液状ですが、直ぐに発砲を始めます。体に付くと剥がせません。私一度髪の毛の付けたことがあります。根本からカットとなりました。擦ってもひっかいても取れませんでした。弊社では、吹き付け断熱の職人さんは指名しています。これも職人さんの腕に左右される仕事ですね。この人上手いんです。

着工棟数が多くなると、その会社の品質にばらつきが出ます。当然です。職人さんの腕が違うからです。どこの会社でも、うちの大工は熟練ですからなんて絶対言いますが、それは嘘。特にツーバイは歴史が浅いせいか、その腕にばらつきが出ると思います。
つい先日も、鎌倉では超有名注文建築屋さんの隣で新築を行いましたが、全ての施工において弊社が勝っていました。隣同士でしので全てを見る事が出来ました。フレーミングに関しては、親方が笑ってました。"あの会社と大工は大丈夫"と思うぐらい施工でした。お客さんは使う釘の長さ、種類、ピッチまで分かる訳がないのです。完成した建物を弊社のお客様が見たようですが、室内はとてもとても鎌倉らしい造りでおしゃれな感じでしたとの事でした。目に見える場所にお金を使い上手に見映えよく仕上げる。これが日本の家造りなんですかね・・・寂しいですね。
弊社では、いつも同じ職人さん(特に大工さん)でいつも同じ品質の家を造っています。しかし、このやり方ですと着工棟数に限界があります。でも最近これが自分の理想だなと思って、日々現場で細かい作業をしています。楽しいからOK!!




























1階の天井に断熱材?・石膏ボード

1階の天井にロックウール断熱材を施工しました。2階のユニットバスの音が1階に漏れないように消音目的で施工しました。大工さんは石こうボードの施工です。まずは天井からです。


















1階と2階の間にも断熱・ペッルックストップライト

1階と2階の間にも断熱材を吹きつけます。下手な職人さんですと、この厚さまで吹き付けません。またカットした表面にムラが出てしまいます。これでは吹き付け断熱の意味が無くなってしまいます。これでこの家の外気に触れる壁全て、断熱処理をした事となります。弊社のお客様にお引渡し後に"暑い寒い"は言われた事がありません!!最後の写真はベルックスのトップライト。スクリーン付き自動開閉です。高いです!



















石膏ボードと大工さん紹介

本日は大工さん4人。他人同士の大工さんが4人来ても思ったより捗りませんが弊社の大工さんはファミリーなのです。親方の指示?煽り?もあり、どんどん進んで行きます。最後の写真は親方(ボードのカット専門。いや名誉のために追記します。昔は4×8ボード1人で施工してましたよ)


















大工さんファミリー続き

1番目の写真は親方の息子 フトシさん(造作がとてもキレイです)・2番目の写真は親方の孫(フトシさんの息子カズ君 お父さんに似て細かい作業が得意です)・最後の写真は怪力リョウタ君(フトシさんの娘さんのご主人です。建て方も造作もどんとこい。それにしてもこの人の怪力には驚きます)今日の3時休みは親方のジョークで笑いが絶えませんでした。皆集まるととても楽しいですね。 


















石膏ボード完了

石膏ボードは1階2階共に完了しました。週開けからドライウォールとなります。

















ドライウォール 開始!!

本日よりドライウォールが始まりました。まずは、バズーカと呼ばれる機械でボードのつなぎ目にテーピングとパテ処理を行います。石膏ボードが横に貼られています。
ドライウォールの特徴
●石こうボードは4×8の大きなサイズを横張り且つレンガ張り。
日本の家では縦張りが当たり前ですが、地震で建物が横揺れした時の事を想像してください。互い違いになったレンガ張りの方が揺れに対して強くなります。
●ボードのつなぎ目はテーピングとパテで補強
ボードのつなぎ目は当然ですが、地震には弱い部分です。そのつなぎ目をテーピングとパテ処理で補強するのです。この補強に使われるテープは燃えません。

耐振性をも考えられた壁は、ドライウォール以外には無いと思います。


























ドライウォール2回目のパテ・ブルノーズ

ドライウォールは2回目のパテ作業です。全てのボードのつなぎ目がテーピングされ且つパテが塗られています。このテーピングとパテ作業によりボードは一体化され耐震強が高まります。最後の写真はブルノーズと呼ばれる壁の角に付ける金属製のコーナー材です。ドライウォールは、壁の角を丸くする事が出来ます。日本人の感覚ですとこの部分は90°ですが、その角が丸くなるだけで部屋全体の雰囲気が優しい感じになります。これ本当です。




















地獄のサンディング

パテも3回目になりますと1番目の写真のように白い部分が多くなります。1回目と2回目のパテはボードジョイント部の補強。3回目は表面を均一にする目的がありあます。
2番目と3番目の写真は、サンディングと言ってパテを細かいやすりで削り表面を滑らかにする作業です。ドライウォールの塗装仕上げはドライウォールの最終工程であるサンディングをした表面に塗装を行います。そうなんです、下地の良し悪しが塗装表面に出てしまうのです。クロスのように、ごまかしが効かないのです。僅かな凹凸も見逃さないように、電気片手に作業を行います。この作業は正に地獄。この季節は特にキツイ作業です。
ここまでのサンディングを終えた下地をドライウォールと言います。北米では、この上から本当の紙を貼る家もあります。これもドライウォールです。殆どの家がドライウォールの下地+塗装です。なぜなら塗装ですと、自分で塗り返しが出来るのです。北米の人は、壁が汚れたら自分で塗る。気分転換に壁の色を変える人もいるようです。
自分の家は、小まめにメンテナンスを行い、その資産価値を高める習慣があるのです。実際に古くてキレイにしている家は高く売れるようです。日本も早くそうなれば良いですね。

ビニールクロスなんて使っているのは日本の家だけです。北米の住宅関係者は
"日本人はビニールクロスを被って生活している"
と皮肉を言ってます。何よりも直ぐに燃えてしまうビニールクロスが生活空間にあるのが信じられないようです。そのクロスの部屋に子供を寝かせている日本人の感覚が理解できないようです。
クロスは直ぐに燃えてしまう危険な物で有る事を日本の方々にも知って欲しいです。長期優良住宅で室内はビニールクロス??その前に危険なクロスを排除するべきでは??病院もクロス。老人ホームもクロス。アメリカでは有り得ない事です。日本では、クロス業界の圧力で政治的にも無理なんでしょうね。恐ろしい国です。

ご興味のある方は下のボタンをクリックしてください。真っ黒な煙を放ち燃えるクロスの動画が見れます。
クロスを燃やす







































ユニットバス工事・電気屋さんのボード開口と漏電検査

本日は、ユニットバス工事です。断熱材の付いた浴槽は標準としています。最後の写真は電気屋さんの秘密兵器。この機械でボードに隠れたスイッチとコンセントの位置を正確に把握する事が出来るのです。その後ボードに穴を開け配線を出して漏電検査を行います。稀に電気屋さんが配線した場所にビスなどが当たって漏電する事があります。完成後に発覚したら大変な事になります。この段階で検査をしていれば安心ですね。




















ドライウォールは1階に移動

ドライウォールは2階を終えて、昨日より1階に移動。大工さんは2階でフローリング。1枚目の写真は金属製のコーナー材ブルノーズ。角はこの部材により丸くなります。その他の写真は2回目のパテを終えた物です。

















無垢材のフローリング・ドライウォール3回目のパテ

大工さん2階でフローリング。一番目の写真は弊社標準品の無垢フローリング幅135o、長さ3800o、厚さ20o、継ぎ目なしの1本物です。これからオイル塗装(オプション)をいたします。楽しみですね。ドライウォールは3回目のパテ作業完了。白い部分はパテの後です

















1階第一回目の塗装・ピッツバーグペイント・オークのキッチン扉

ドライウォールも明日で完了予定です。1階の第一回目のペイントです。実働約11日間。この後でタッチアップで部分的に再塗装を行います。クロスの倍の日数は費やしていると思います。日本で普及しないのは、価格が高い、作業日数が長い、大工さんがドライウォール期間中休みになる。既製品を貼り付け、工期短縮を優先する日本の家には不向きなのでしょう。日本の家は悲しい!!
2番目の写真は、標準で使用している塗料です。アメリカ最大の塗料メーカー ピッツバーグペイントの製品です。
3番目の写真は、オーク材のキッチン扉です。建具屋さんに特注して作ってもらいました。





















ドライウォールの反射・オークの扉塗装

ドライウォールの表面には凹凸がないので、1番目の写真のように照明の光を反射します。これもドライウォールの特徴です。ブラケットなどの照明を付けると、とても美しいです。オークのキッチン扉にオイル塗装をしました。木目が良い感じです!!この上から水性ニスを塗るので、光沢が出てもっと美しくなりそうです!!


















オークキッチン扉・ニチハFUGE・木製ドア

オークのキッチン扉に水性ニスを塗りました。あと2回、計3回塗ります。完成が楽しみです。2番目の写真は標準仕様としているニチハFUGEのサイディングです。凹凸による陰影、色、触感共に本物のレンガのようです。

















手すり格子・階段・屋根

本日は大工さん4人、サイディング屋さん2人、屋根屋さん2人と現場は大賑わいでした。1番目の写真は手すりの格子、無垢材にオイル塗装をした状態です。2番目の写真は、無垢材の階段。不思議な写真ですが、折れ戸が付いて階段の上は石こうボード、下は収納スペースになります。。



















階段下収納

階段下収納には折戸が付きます。枠の一部を改良しないとドアを取り付ける事が出来ません。このような細かい作業は親方の息子さんが行います。2番目の写真は化粧柱ですが、柱の神様に驚く凌太くん。そんな感じに見えます。

















廊下の手すり・ロゼット・サイディングほぼ完了

1番目の写真は廊下の手すりです。格子のみ先にオイル塗装をしています。2番目の写真はドアのケーシングと手すりのロゼットの干渉部分です。もう少し違和感が出るかと予測していましたが、隙間なくピッタリと取り付けたせいか、一体感も感じ上手く仕上がったと思います。サイディングは2人で作業をして頂き、明日で終わりそうです。ニチハのFUGEですが、継ぎ目は あいじゃくり になっており近くで見ても分かりません。高額ですがその価値はあると思います。



















階段下の棚・無垢材の階段

階段下の空きスペースにカワイイ棚を作ってみました。固定式ではないので他の場所に移動する事も出来ます。
















終盤戦

大工さんは、あと1日来るようですがほぼ完了。本日は電気屋さんの照明器具、スイッチ、コンセント付です。洗面台とトイレも付き、明日からドライウォール補修、室内建具の塗装が主な作業ととなります。あと少しで完成です!!


















床下掃除・ステイン塗装

完成間近となりました。最後の床下掃除を行います。工事途中でも行っていますが、最後にもう一度掃除をします。ステイン塗装良い感じです!!

















無垢材の扉・引き出しの底板ステンレス

大工さんの最後の作業となった、キッチンの扉交換も終え全ての作業を完了しました。扉の交換も初めての事で色々と問題もありましたが、何とか出来ました。大工さんをはじめ、塗装をして頂いたドライウォーラー、遠方まで打合せに言った建具屋さん、全ての職人さんに感謝申し上げます。
建具屋さんに相談行った時、扉の交換は以前にも同じ相談を受けだが実現しなかった、よって無理ではないかと言われました。表面に塗るニスに関してはドライウォーラーと約2か月ぐらい情報収拾をしてその方法とメーカーを決めました。表面保護をするニスなので私、車の板金屋さんにも相談に行き、板金屋さんの変な人が来たみたいな顔も今では笑い話です。大工さんとはレールの穴の口径やその深さ、上手く施工出来るか否かなど色々と相談にのって頂きました。より早く穴を開ける為に、専用の型まで作って頂きました。取付は難しいのでは? との空気に一時なりましたが、諦めずに行ってくれた大工さん本当に有難うございました。お客様からも歓喜のお言葉を頂戴し全ての苦労が報われたような一日でした。
























足場ばらし・キッチン3回目の表面処理・フローリング塗装

足場も無くなり、全貌が明らかになりました。この瞬間はとても嬉しいですね。キッチンは3回目の表面処理をして光沢も増し、且つ汚れ対策も万全です。フローリングも塗装を始めました。


















明日、フローリングの塗装

ドライウォールのタッチアップ、室内のドア、ケーシング、巾木の塗装を終えて明日はフローリングの塗装です。室内の塗装が出来るのは無垢材の家ならではの楽しみです。

















フローリング塗装・レクサンド木製玄関ドア

フローリングの塗装完了しました。無垢材に色を着けると美しいですね。白のドライウォールの壁に、サッシ、巾木、ケーシングに塗装。何とも言えない雰囲気となりました。標準品であるスウェーデン製レクサンドの木製玄関ドア。トリプルガラスに断熱材入り。このドアも美しい!!



















無垢扉のキッチン・照明に反射するドライウォールの壁

建物はほぼ完成となりました。美しい家になりました。全ての職人さんに改めて感謝申し上げます。
















完成

残すは、玄関とポーチのタイルのみ。とても素敵な家になりました。


















お客様との出会い・打合せ〜契約まで・解体工事・基礎工事の写真が見れます。
打合せ・基礎編

大工さんのフーレーミングの写真がご覧になれます。
建て方偏

完成編

リターン






































ナビゲーション