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ヒーロートレーディングはドライウォール工法を専門とするビルダーです。
Drywallの家
ヒーロートレーディング
3階建ての家 建築日記
基礎工事編
全室ドライウォール・フィートモジュール2×4工法・木製室内ドア・無垢材フローリング・無垢材モールディング・無垢材の階段・ラップサイディングなど・・・・・
地盤調査
間取りも確定し、地盤調査を行いました。建物が建つ場所5カ所に細長い金属の棒を地中10mぐらいまで入れて調査します。(スウェーデン式サウンディング試験)結果、地盤改良無し!!
基礎工事開始・位置だし・根切り
本日から、基礎工事の始まりです。ますば建物の配置を境界杭から追ってその位置を出します(位置出し)。次は、基礎の地中部分の掘削を行います。(根切り)
文章にすると簡単ですが、時間のかかる作業です。
砕石入れ・転圧
根切りが終わると砕石を入れ、転圧をします。宅地は道路より高くなっていて砕石は、ネコで運んでいます。この作業キツイです。私は5往復してギブアップ。職人さんの耐力は凄いですね。
砕石・捨コン・防湿シート 完了
あまり映えない写真ですが、とても大事な写真です。砕石を入れて、転圧、その上に防湿シートを張った工程です。このシートは厚いビニール製です。この上に鉄金を組んで、耐圧盤(基礎の底盤)コンクリートを打設します。
鉄筋屋さんによる配筋
えっ基礎屋さんじゃないの??。基礎屋さんも分業が進んでおり、鉄筋を現場で組むのは鉄金屋さんです。鉄筋屋さんは予め図面に基づいて工場で鉄筋を組んで現場に運び、それを配筋するのが今の主流です。工場で組んでいるので配筋ピッチも正確で且つ、作業日数も短くなります。
配筋完了・配筋検査・逃げ配管
配筋が完了して本日は、配筋検査を行い合格しました。中央の写真は人通口の補強配筋。ピッチは100。最後の写真は水道屋さんの逃げ配管です。排水管ほ基礎の外に出すため配筋の段階で行う作業です。
耐圧盤コンクリート
本日は現場にポンプ車と生コン車が来て、基礎の底盤(耐圧盤)のコンクリート打設作業を行いました。生コン車のコンクリートはポンプ車に移され、真ん中の写真のホースを伝い圧送されます。
耐圧盤180oと2度の表面均し
圧送されたコンクリートは大きなコテみたいな物で表面を均します。その厚さは180o。某有名住宅メーカーさんでも厚さは150o。作業はこれで完了では有りません。ある程度コンクリートが硬化してその上に乗れるようになったら、2度目の均し作業を小さなコテで行います。目的はコンクリート硬化時に発生する表面クラックを防止する為です。乗れるようになるまでこの時期ですと1時間半から2時間ぐらい基礎屋さんを足止めする事となります。お客様は2度均しの仕上がりなんて見た事ありません。基礎内部を見るお客様もいません。だからこの作業を行わない会社が多いのです。
2度表面均し・縦枠
本日は、基礎の縦枠。明日は打設予定です。私はアンカーボルトとホールダウンのチェックを行いました。1枚目の写真ですが耐圧盤の表面を2度均すとこのように表面はツルツルになります。一度均しですとこの時点で耐圧盤のどこかに硬化収縮による表面クラックが入る可能性が高くなります。表面クラックなので特に強度には問題ないとは思います。水が入る場所でもないですし。第一これを見てキレイだなーなんて言ってるのは、私と基礎屋さんぐらいです。でも弊社では2度均ししてます。この先も、お客さんが気づかない、大工さんと私しか分からない細かい作業まだまだあります。
基礎立ち上がり部分生コン打設・パブレーター・レベラー
本日は、基礎立ち上がり部分の生コン打設。ポンプ車と生コン車が現場に来ました。立ち上がりなので量も少なく4トンミキサー1台で終了しました。ポンプ屋さんはホースを担いで基礎屋さんの指定する場所に生コンを流し込みます。一見楽そうですがあのホースの中全て生コンです。凄く重いです。その重いホースを足場の悪い現場で取り回すのですからポンプ屋さんはかなりのハードワークなんです。太ったポンプ屋さん見たこと無いです。基礎屋さんは、流し込んだ生コンが枠内に均一になるよう、バイブレーターで振動を加えてます。
最後の写真は生コンを流し込んだ直後の写真。流し込む高さは、枠内部に高さを計測した小さなプラスチックが目印として予め設置してありその2pぐらい手前まで流し込みます。その後コテで天端を均しますが、これでは水平になりません。レベラーと言うドロドロのコンクリートを最後に天端に流し込むと完全に水平に仕上がります。基礎屋さんも大変な仕事ですね。
このレベラーを流し込んだ直後に雨が降ると最悪です。今日は晴天で良かった!!。余談ですが、弊社事務所前でつい先日まで某大手住宅メーカーMホームさんが工事をしてました。かなりの雨量の時に基礎コンクリート打設してました。信じられなーいって感じ。
屋外配管と床下配管
基礎の養生期間も終了し、枠も外されました。基礎屋さんは、GL400で土の埋め戻しを行い、全ての仕事は完了となりました。お疲れ様でした。本日は、水道屋さんの外配管と床下配管です。基礎外周部の管を予め埋設する作業です。床下配管はフレーミング終了後に再度行います。
土間シート・道路掃除
水道屋さんの外配管が終わると、敷地内に黄色い土間シートを敷きます。これは明日から大工さんの作業が始まります。汚れた靴で基礎内部や建物内を汚さない為でもあります。大工さんもキレイな方が仕事しやすいです。この土間シートは雨による泥跳ね防止にもなります。と言っても、基礎の表面は建物が完成するとモルタルでお化粧をするので、泥跳ねで汚れても良いのですが、工事中キレイな方が気持ちいいですよね!!
水道屋さんの外配管が終わると、敷地内において暫くの間、土を掘削する事は無くなります。基礎工事の際に道路が汚れてしまうので、このタイミングで道路掃除を行います。
以上で、基礎編を終了いたします。次は大工さんのフレーミング編をご覧ください。
本物のツーバイフォー フィートモジュール2×4工法をご覧ください。
ドライウォールなどの内部造作。
完成写真をご覧ください。
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