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ヒーロートレーディングはドライウォール工法を専門とするビルダーです。

Drywallの家 ヒーロートレーディング

葉山 ハーレー用インナーガレージの家 建築日記 (造作編)


主な建物仕様

ドライウォール・フィートモジュール2×4工法・木製サッシ・木製玄関ドア・木製室内ドア・無垢材フローリング・無垢材モールディング・無垢材の階段・ラップサイディングなど・・・・・





ルーフィング

本日は屋根屋さんのルーフイング(防水紙)。防水紙と言ってもかなり厚い物です。屋根材の下地みたいな物ですね。これで室内が水浸しになる事はなく一安心です。と言ってもサッシはまだですが・・

















足場の固定・金物付

本日は、足場の後工事である下屋部分の足場と全体の揺れ止めを行いました。大工さんは明日の検査に備えて全ての金物を取付しました。最近の若い者は!!と言うと、年を取ったなと思いますが、本日は材木屋さんが足りない部材を運んできました、ユニックを使わない作業なので若い人が現場に来ました。余った材料もあったので4×8の大きな合板も持ち帰るように言うと、"すみません、手伝ってください"と言うのです。ビックリ!!!!"お前運送屋だろ!!"と思わず怒ってしまいました。その後、道路を見ると、どこを歩いたのか道路が泥だらけ。"気を使って仕事しろ!!"と2度も叱ってしまいました。作業途中にトラックの移動があり、空き地にトラックを入れたためタイヤが泥だらけに。そのまま帰ろうとするので、もう怒る気力もなく、現場でタイヤを汚したらホースで洗い流して現場を去るんだよと優しく言いました。日本の若者は大丈夫なのか??余りうるさく言うとパワハラになっちゃうか??。






















躯体検査・床下掃除・外壁の透湿防水シート・バルコニーの防水

フレーミングが終わり、検査も合格。私は、床下に潜り掃除機でお掃除。1階の床を貼る前にも掃除をしていますが、どうしてもホコリなどが残ってしまいます。なのでお掃除を行います。こんな場所誰も見ないし、床下点検口の近くのみお客様が見る可能性があるのでその辺だけ掃除する会社が殆では??。ほふく前進して掃除機使っているのは弊社だけかな??けっこう辛い作業です。
大工さんは、外壁の透湿防水シート貼り。その名も タイベックシルバー!! 普通の防水紙と比べ何が違うか。遮熱性があります。標準仕様としています。価格は普通の物と比べ2倍になります。床下断熱材カネライトスパーE3。吹き付け断熱。LOW-Eのペアガラス アルゴンガス入り木製サッシ。タイベックシルバー。これで寒ければ、私はもう知らない!!と言えるぐらいの仕様を標準としています。
最後の写真はバルコニーのFRP防水。これは普通です。























大工さん・電気屋さん・水道屋さん。計6人

本日は、大工さん2人。電気屋さん3人。水道屋さん1人。計6人の職人さんが現場に入りました。電気屋さんと水道屋さんとは、事前に渡していた図面を現場で確認を行います。現場で一番楽しい日でもあります。職人さん同士も仲が良いので3時休みは皆で集まって冗談話しをしながらお茶をします。とっても明るい現場なのです。弊社ではこの明るい現場を一番大事にしています。職人さん同士がギスギスしている現場では良い仕事は出来ません、よって良い家は出来無いのです。家は感情のある人が造っているのです。
本日も、掃除をしていると、職人さんから"我々がやりますので、やめてください"と言われました。確かに立場上、私が掃除する事は無いのですが、それは世間一般的な会社の監督さんの話です。私が掃除をする事で職人さんが10分でも早く帰れればそれで良いと思ってます。そんな、私の気持ちを酌んでくれる職人さん達が弊社にはいます。昨日、床下の掃除をしたのも、今日床下で作業する職人さんがいるからです。汚い場所で作業させたくない。そんな気持ちも実はあるのです。























レクサンドとディスティンクションの玄関ドア・アンダーセン木製サッシ・電子レンジ??

レクサンドとティスティンクションの玄関ドア、室内ではアンダーセンの木製サッシが付きました。アメリカとスェーデンのコラボ??ですね。むむ。現場に電子レンジ??親方が持参しました。お昼にお弁当を温めます!!夏は、小さな冷蔵庫を持ってきてくれます。


















通気段ボール・恐怖の断熱材ちぎり。

明後日の吹き付け断熱工事に備え、通気段ボールを屋根に施工しました。実は、この通気段ボール455oピッチの尺モジュール用しか販売していないのです。弊社の垂木ピッチは407o。200枚以上の段ボール全てカットして使っています。この作業もきつい!!1枚づつでは時間のロス、30枚ぐらいをまとめて丸鋸でカットします。スゴイホコリです。フィートモジュールの辛い所ですね。こんな事があるので他社ではツーバイであるのに尺モジュールなんですよ。その前にフィート設計、施工が出来ないか・・・・日本の材料は全て尺モジュール用に作られています。それに逆らって本物ツーバイを再現するのも変わり者ですかね・・・・でも本物を提供したいのです!!
中央の写真はグラスウール断熱材。これは躯体とサッシの間に僅かに発生する隙間に断熱材をちぎって、充填し断熱性を確保しています。こんな施工する会社、他にはないと思います。一般的な施工はこの隙間に吹き付け断熱材を充填して終わりです。しかし、この方法ですと吹き付け断熱材は奥まで届きません。届くように勢いよく充填すると、断熱材の発砲時にサッシ本体を歪めてしまうのです。隙間の3分1充填できれば良い施工でしょう。と言う事は残り3分の2は空気層となります。これはNGですね。この解決策として弊社で考えたのがこの方法です。グラスウール断熱材を先に入れて、その後に吹き付け断熱材を充填。これで、理論上は断熱と気密性能を発揮できるかと思います。
しかーし。このグラスウール断熱材をちぎって、ヘラで隙間に押し込みますが、その際にガラス粒子が飛散するのです。マスクをして施工しますが、喉はイガイガ。顔にはかゆみが・・・・。これ従業員にやらせたらちょっと問題になりそうな作業です。よって他社では行っていないと思います。





























軒天完了・ウエザータイト

明日は、吹き付け断熱の工事の為、誰も室内に入る事は出来ません。よって大工さんは年内最後の作業となり、軒天材の施工を完了しました。中央の写真は室内の換気用のダクトです。換気ダクトは室内と室外側からコーキング、且つウエザータイトと言う防水機能のある商品で3重構造。完璧です!!この家で使ったコーキングは10本以上です。3番目写真の小さな管はウエザータイトが無いので、コーキングと防水テープ。一般的には100パイや150パイぐらいのダクト処理でしたらこの方法で良いのです。ウエザータイトまでやると120点って感じですかね。自慢です!!





















吹き付け断熱

年内最後の作業、吹き付け断熱工事です。この工事は職人さんの腕に左右されます。世間では、吹き付け断熱を行うと気密が良くなると勘違いしていますが、未熟な人が施工するとその効果は得られないのです。弊社は職人さんを指名しています。よっていつも同じ品質となります。下手な職人さんですと、カット面が汚い(凹凸だらけ)、屋根と桁部分の吹き付け厚さが甘いなど、問題が発生します。お客様は見ても分からないと思います。2番目の写真はその屋根の部分。省エネ等級の最高ランク4を取得するには160oの厚さとなりますが、どう見ても160o以上です。最後の写真はサッシと躯体の隙間。この隙間にはグラスウール断熱材を充填してさらに吹き付け断熱を行っています。断熱と気密がとれるので完璧です。






















断熱の続きと4*8テーパーボード

断熱の続きですが、桁部分(1階と2階の間)の写真です。未熟な職人さんですと、この部分の厚さが確保できないのです。この部分に断熱材を吹きつけると硬化する前に垂れて来るのです。それが怖くて少しの厚さしか吹き付けられないのです。この厚さが限界でしょう。結果としてこの家の外気に触れる全ての壁は断熱材で覆われた事になります。完璧です!!
2番目と3番目の写真は、4×8テーパー付の石膏ボードです。日本で販売されているボードでは最大だと思います。このボードの両端には窪み(テーパー)の有る特殊な加工がされています。ドライウォールはこのボードを横張りして使います。本日このボードを運んできたメーカーの運送屋さんに聞いたところ、このボードを搬入する事はまず無いとの事でした。そうなんです、日本の家では4×8テーパーボードの需要はまず無いのです。よって値段は高くなりますが、本物のドライウォール施工はこのボードでなくてはいけません。

























テーパーボード

日本に家ではまず使われない、4×8 厚さ12.5 テーパー付石膏ボードです。写真中央部に凹んだ部分があります。この部分はボードの接合部となり、ドライウォールの施工時にジョイントテープを使いつなぎ目を補強して、耐震性能を向上させます。
石膏ボードに耐震性能を求めるのは、ドライウォールのみだと思います。また、ボードの全てのつなぎ目はジョイントテープを施工するので、気密性もアップします。ドライウォールは美しいだけではありません。
先日、ドイツの換気メーカーの日本代理店の方と話す機会がありました。ドイツでは石こうボードの上に紙を貼りペイントで仕上げる方法と本当の紙で室内壁を仕上げるのが、一般的のようです。
日本の家だけです。壁にビニール貼っているのは。北米の住宅業界の人が日本の家を皮肉った言葉があります。日本人はビニールを被って生活している。

2階の石こうボード完了

2階の石膏ボードも終わり、1階のボードに移りました。2番目と最後の写真は8.19uの吹抜け。これぐらいの吹抜けになると迫力があります。設計の人は悩みどころですが・・・・・

















1階のボード完了・ユニットバス工事

1階のボードは完了しました。予定より早く終わったため、大工さんは2階のドライウォールが完了するまでお休みとなります。クロスですと続けて作業が可能で、明日からフローリング施工となります。日本でドライウォールが普及しない一つの要因がここにあります。大工さんはドライウォールの施工待ちとなってしまうのです。日本の大工さんに現場を何日か空けてと言うと、その分の日当は??なんて話になります。アメリカでは、当然にドライウォールが終わるまで大工さんは休みになりますが、日本ではそうは行かないのです。弊社でもドライウォーラーと大工さん、そして電気屋さん、水道屋さんの意見を聞き、互いの妥協点を探り出してシステム作りを行いました。






















ドライウォーラー登場!!

本日からドライウォールが始まりました。ますば バズーカ と呼ばれるパテとテーピングを行う道具で作業開始!!この道具は日本製がないので、カナダの友人に送ってもらっています。その次は相棒が入隅を ローラーと呼ばれる道具で均します。ボードの継ぎ目は全てバズーカでパテとテーピング処理を行います。言うまでも無く、気密性と耐振性が上がります。そもそも、この家の断熱材は発砲断熱材ですが、より高い気密性を確保できます。木造住宅でこれ以上の施工はないと思います。



















4×8の石膏ボード横張り 

中央の写真をご覧ください。この壁の長さは4884oです。石こうボード5枚です。日本の家でよく使われる3×8のボードですと、6枚必要です。石膏ボードも耐振性には重要な材料です。そのつなぎ目が少ないほど耐震性能は上がります。大きなボードを使いつなぎ目は少なく且つ、そのつなぎ目はテーピングを行い全てのボードを一体化させて気密性と耐振性を向上させる。これがドライウォールの基本的な考えです。

写真のように互い違いのレンガ張りをしなければこの壁は4枚で事足ります。なぜレンガ張りをしているのかは、以下で説明いたします。
石膏ボードが横張りされています。日本の家では縦張りが基本です。日本の大工さんや設計士さんが見たらビックリすると思います。まずフィートモジュールの家でないと4×8の石膏ボード横張り出来ません。
なぜ、横張り??
これも、耐震性の向上が目的です。日本の家のように全てのボードを縦に張った場合、地震の横揺れに対し弱くなります。写真のように互い違いのレンガ張りであればどうでしょう。横揺れに対し強くなりますよね。

ここまで考えられているのが、ドライウォール なんです!! 美しい仕上がりだけではないのです!!レンガ張りをすると当然ですがボードの必要枚数は多くなります。すなわち、半端なボードが多く発生し捨てるボードが多くなる。これは処分代がアップする、との結果に至ります。ボードの処分代は高額です。縦張りでしたら節約できますが、本物は壁、天井共に4×8テーパーボード、厚さ12.5、横のレンガ張り これです!!
































屋根とラップサイディング

本日から屋根とラップサイディングが始まりました。ラップイイ感じです!!
















3度目パテ処理完了・地獄のサンディング

全てのボードのつなぎ目はジョイントテープと3回のパテ処理が行われました。このジョイントテープはバーナーで炙っても燃えません。どう考えても、気密性は向上し、防火性も良くなります。防火まで考えられているのが ドライウォールです。
最後の写真はサンディング。パテ処理した場所を全て均一にならしています。凹凸を見逃す事がないように照明器具を片手にサンディングを行います。この作業はホコリだらけになる地獄の作業です。人間の行う事なので当然限界はあります、仕上がりをじーっと見れば凹凸は有りますが、ここまで行う事により美しい仕上がりになるのです。
気密、耐震、防火製に優れ、且つ美しい仕上がりの壁 トライウォール 日本で普及する事を願います。日本ドライウォール普及協会でも発足したいです。クロス業界から圧力がかかりそうですが・・・・・??






















1回目の塗装とコーナービート

サンディングが終わると、塗装作業となります、アメリカの水性塗料を標準としています。日本の塗料より粘性が高く、重いです。その色数はなんと約2000色です。
2番目の写真は、ドライウォールの特徴でもあります、壁のコーナー部分にアールを付けるコーナービートと呼ばれる部材です。日本の常識ですと、壁の角は90度ですが、ドライウォールでは写真のようにアールを作ることができます。だからなに??と言われそうですか、部屋全体の角が無いだけで全体が優しい雰囲気になるのです。特に意識して部屋の角を見る人はいませんが、人は何かの違いを感じるようです。
3番目の最後の写真はこのコーナービートの裏側です。金属製です。燃えません!! クロスや漆喰などの仕上げの場合でもコーナーには似たような物を使いますがプラスチック製です。このアールの付いたコーナービートは、通称 ブルノーズ と呼ばれています。何となくそんな雰囲気がしますね。(90度のコーナービートもあります。勿論金属製)
火事になる事を想定して家を建てる人はいないと思いますが、日本の人も、もう少し視点を変えて家を考えて欲しいと思います。


























トライウォーラー1階のパテ・大工さんは2階のフローリング

ドライウォーラーは2階の塗装を完了し、1階のパテ作業です。大工さんの仕事が早かったので本日までにパテは2回施工しています。これが最後(3回目)パテとなります。日本の左官屋さんのように、パテを均一に塗っています。これは絶対に真似は出来ません。まさに職人技です。大工さんは2階でフローリングです。当然無垢材を標準しています。無垢材を使う理由は質感もありますが、大きな目的は調湿効果を期待しています。弊社の建物はフローリング、室内ドアなど全て無垢材。サッシもアルゴンガス入りペアガラスを使っています。その効果もあり、結露が発生した家は一件もありません。





















ドライウォーラーパテの補修・2階のフローリング続き

ドライウォーラーはパテ処理が気になるようで一部補修を行いました。これで明日はサンディングとなります。大工さんは2階でフローリングの続きです。
ドライウォーラーの使っているパテは、アメリカの製品で、カナダより直接輸入しています。日本で販売されているパテでは、サンディングを行うと表面が荒れてしまい、美しい仕上がりにならないのです。




















ドライウォール完了・1階フローリング開始

ドライウォールは本日1階、2階共に完了です。と申しましても、大工さんの作業が終了した時に再登場となります。何しに来るの??今後の大工仕事でどうしても壁が傷付いたり、汚れたりします。その補修作業に再登場となるのです。写真は木製サッシと樹脂サッシにケーシングを付けた状態です。ケーシング1つで部屋の雰囲気が変わります。中央の写真は無垢材のフローリング厚さ20o、その長さは3900oです。つなぎ目の無い1本物です。



















ラップサイデイング完了

ラップサイディングは完了しました。このサイデイング不思議なんです。近くで見ると白なんですが遠くから見るとアイボリーに見えるのです。私だけ?? 大工さんはフローリングの続きです。

















無垢材の階段と無垢材のドア

本日から大工さん4人(親方のファミリー総動員)でラストスパートです。この時期は大体4人となります。不思議なんです。他人同士の大工さんが4人集まっても収拾がつかなくなり、思ったより作業は捗りません。やはり親子なんですよ、親方の指示でドンドン進んでいきます。



















ぺディスタル洗面台・階段途中

ぺディスタルの洗面台とグローエの水栓。おしゃれです。階段を途中にして大工さん1人、インフルエンザ。洗面台の鏡が品違いだったので、仕入先担当者に連絡したら、インフルエンザでお休み。なんてこった!!現場は生き物なんて言いますが、予想外の事が起きます。監督はつらい!!


















足場ばらし・アンダーセン木製サッシ

本日足場を外しました。とてもオシャレな家になりました。アンダーセンの木製サッシも最高ですね。
完成したら、大きな写真で掲載いたします。ご期待ください!!

















手すり・モーエンのミラー

いよいよ 完成も近くなってまいりました。本日は手すりとモーエンの洗面台用ミラー取付。外では水道屋さんが外配管。完成間近になると少し寂しい気持ちになります。打合せから完成までの出来事が色々と思い出されます。


















ドライウォールのタッチアップ・無垢材ドアのオイル塗装・玄関のタイル

23日の土曜日で全ての作業を完了する予定となりました。本日は、ドライウォーラーの壁のタッチアップ(補修)、室内建具のオイル塗装。玄関ではタイル屋さんの作業が続いています。

















ドライウォールタッチアップ・2階は掃除完了

ドライウォーラーは2階の作業を終えて1階で建具の塗装と、壁のタッチアップ作業です。少し手こずってるかな??早いと3日ぐらいで終わるのですが・・・・

















タイル完了・建物完成です!!

一番最後の工事となったタイルも完了し、建物完成となりました。
完成写真は、下のボタン 完成編 をご覧ください。



















打合せ・基礎編 お客様との出会い・打合せ・基礎工事の写真が見れます。

 建て方編 大工さんによるフレーミング作業の写真です。

   完成編 完成した建物の内部と外部の写真がご覧になれます。

リターン





































ナビゲーション