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ヒーロートレーディングはドライウォール工法を専門とするビルダーです。

Drywallの家 ヒーロートレーディング

トリプルガラスの家 建築日記 (打合せ・基礎編)


主な建物仕様
ドライウォール・2×4フィートモジュール工法・トリプルガラス樹脂木製サッシ・レクサンド木製玄関ドア・木製室内ドア・無垢材フローリング・無垢材モールディング・無垢材の階段など・・・・



お客様との出会い

●1月中旬ぐらいに、弊社ホームページをご覧になったお客様より電話連絡を頂く。
●1月28日
お客様宅近くのファミレスで初めての打合せ。弊社のパンフレットを持参して建物の特徴を説明。
●1月29日
お客様がご検討している土地を見に行く。29日の当日に簡単な間取りプランを作成。
●2月4日
弊社で建築したお客様の家を見に行く。
●2月4日
お客様土地契約
●2月6日
お客様のご自宅に行き、3Dパース(上の写真)などを見ながら打合せ。

ここから本格的な間取り打合せが始まりました。

●3月中旬お客様土地決済
●3月29日
建物の間取り、仕様も決まり金額が確定したので建物の請負契約。

最終的に間取りが決定したのは、3月の中旬ぐらい。1か月ちょっとの期間ですが、毎週お客様のご自宅にお伺いして様々な間取りをご検討頂きました。
お客様の土地決済が3月中旬。この翌月よりお客様は土地の支払を行う事となるため、土地からのお客様には短期間で且つ密度の濃い、打合せを心掛けています。

土地の写真と打合せをした間取り

1番目の写真はお客様が検討していた土地。駐車場の跡地でまだ造成中でした。2番目の写真は造成が終わり、高低測量をした時の写真。3番目の写真はお客様と打合せを行った様々な間取り。厚さは8ミリぐらいあります。

















1/50の図面と取引先の工場見学

今までのラフ図面が完成すると、次は設計士さんの1/50の図面に移ります。この図面で再度確認をして、建築確認の申請となります。中央と最後の写真は、弊社の取引先である輸入建材を取り扱う会社の工場です。今年から発売した新商品、パインのドアを実際に確認してまいりました。茨城の筑西氏です。アンダーセンやペラその他、様々な輸入建材、そして建具の塗装の工程も見る事ができました。この工場兼倉庫を見学して楽しく思うのは、私ぐらいかな??



















図面の修正と現地確認

設計士さんの図面(1/50)で一回打合せ。お客様より変更の要望があり、図面修正。4日後に2回目の打合せを行い、変更箇所が無いか再確認を行い、建築確認申請作業に移りまた。ここから先は設計士さんの仕事となります。
最後の写真は、建物の配置も決まり、現場にて既存の水道管やメーター、汚水桝などの位置を再確認しました



















4月16日に建築確認申請を行いました。地区計画もあるので、確認が下りるのは今月末か連休明けになりそうです。

電気図面

間取りも決まり、建築確認申請をした後直ぐに、電気のちう合わせに入ります。まずは、100分の1図面で打合せを重ね、最終的に構造図と言う、図面に電気スイッチの場所を落とし込みます。スイッチの高さや照明の位置までミリ単位で調整します。注文建築は決める事が多いので大変ですが、打合せを重ねた家ほど、良い家になるのです!!










地盤調査

建築確認が下りる間に現場では地盤調査を行います。建物の配置に合わせ4隅と真ん中の計5カ所をスウェーデン式サウンディングと呼ばれる試験方法で行います。鉄の細い棒を写真黄色い機械を使い地中7mぐらいまで差し込み、地耐力を調査します。このデーターにより、改良の要否を検討する事となります。
調査の日は私の時間があれば現場立会いをして、機械の作動中にプリントアウトされるデーターをその場確認しています。




















地盤調査の結果は、要改良となってしまいました。お客様の負担にならないように、改良会社とデーターを元に様々な改良方法について検討を行います。比較的新しい工法であるピュアパイル工法での改良を考えましたが、この工法はまだ歴史が浅く施工面での問題点もあり、結果として高額になりますが鋼管杭工法にて行う事となりました。強度、施工性ともに兼ね備えているは、今のところ鋼管杭に勝る工法は無さそうです。
弊社では、地盤改良工事になった場合、地盤データーをお客様に提出し、なぜ改良が必要なのかをデーターを元に説明しています。

仮設トイレと仮設電柱設置、仮設水道設置、水道メーターの移動

近日中に行われる地盤改良工事に備え現場には、仮設電柱とトイレ、そして仮設水道が設置されました。トイレは隣家の迷惑にならないように可能な限り離して設置し、且つ本下水につなげます。水道メーターは基礎に緩衝するので水道屋さんに移動してもらいました


















建築確認申請の許可がおりました。これで工事を行う事ができます。

地盤改良工事

現場一体は盛り土により造成された土地である事が判明し、地中深度2メートルぐらいから7mぐらいに至るまでの地耐力のデーターが悪かったため、今回は長さ8メートルの杭を合計30本施工する事となりました。1本4メートルの杭が合計で60本、大型トラックで搬入されました。
現場の職人さんに聞いたところ、長さ8メートルの杭施工は珍しいようですが、過去において20メートルの杭の施工も経験した事があるようです。10時のお茶の時間に新しい工法である、ピュアパイルによる改良について職人さんとしての意見を求めてみましたが、強度としては良いが施工性に問題があるようです。もし、自分の家ならどうする??と聞いたら即答で、鋼管杭との答えでした。よって、ここまでの施工をしてれば、大地震でも安心です。お客様にそう思って頂ける家を造るのも注文建築なのです。






















基礎 根切りと砕石

連休も明けて本日より、基礎工事のスタートです。まずは、レベルを見ながらユンボで根切をします。高低測量器を置いてレベルを見ながらの作業ですが、職人さんはその高さを感覚で分かっているのです、ユンボである程度掘削すると後は少しのスコップ作業でレベルが合ってしまいます。正確さとスピードが備わった作業が素人と違うところですね。午後に捨コンを予定していましたが雨の為作業は中止としました。



















捨コン

天気がはっきりしませんね。本日は基礎外周部の捨コンの打設を9時より始めました。また、雨が降りそうなので今日はここまで。明日は鉄筋の配金を予定していますが、明日も雨の予報です・・・・・


















配筋完了。ピッチは150と200

配筋完了です。配筋ピッチは鉄筋13oの150と200ピッチ。基本的には200ピッチですが、設計士の判断により一部150ピッチとしています。明日はあんしん住宅保証による配筋検査を行います。基礎耐圧盤部分(底盤)もビニールで覆い湿気が上がらないようにしています。


















配筋検査

本日は、設計士さん立会いのもと、基礎の配金検査が行われました。検査員の方が一言 "何も指摘するところはありません" 勿論一発合格です。赤い車はイタリアのフィアットです。検査員さんの愛車です。赤色の違いもさることながら、デザインが良いですね。中央の写真は設計士さんです。 

















水道屋さんの逃げ配管

基礎の耐圧盤を打つ前に、予め排水管を通しておく作業です。明日は、耐圧盤のコンクリート打設します。

















耐圧盤のコンクリート打設・ポンプは新車で2000万円オーバー!!

本日は、生コン車とポンプ車(1番目の写真アームの付いている車で生コン車のコンクリートを圧送する車)が来て、耐圧盤のコンクリートを打ちました。写真中央、耐圧盤の厚さは180oを標準としています。メーカーさんも含めほとんどの会社は150oが一般的です(プチ自慢)
最後の写真について
コンクリート打設と同時にトンボと言う、コンクリートを平坦にならす道具で表面をキレイにします。この作業で上手な職人さんが行うと十分にキレイになりますが、1時間20分ぐらい経過すると人が乗れるぐらいにコンクリートは硬化します。この状態で再度表面をコテでキレイに仕上げます。すると表面はツルツルになるのです。お客様が見てもトンボで1回と、コテを使った2回の表面ならしの判別は難しいかと思います。また直ぐ見えなくなる場所なのでここまでの作業を行わない会社も多いです。2回の表面ならしの効果としては、コンクリートの硬化収縮による表面クラックが発生し難くなる事と、やはり仕上がりが美しいのです!!真っ白、気持ちいい!!
最後に、最新式のポンプ車は新車で2000万円オーバーだそうです。


























基礎立ち上がりコンクリート打設

本日は、基礎の立ち上がり部分にコンクリートを打設しました。基礎の幅は150oです。お客様にも現地にお越し頂き、1週間の作業報告と今後の打合せなども行います。注文建築は打合せする事が非常に多く、お客様には1週間に一度は現場に来て頂くようにしています。また、現場の写真も日々撮影しているので、メールで送るかまたは最後に全ての写真をSDカードなどに写してお渡ししています。200枚ぐらいの写真になるかな??




















枠外し

立ち上がり部分のコンクリート打設より2日間が経過して枠を外しました。明日は整地などの作業を予定しています。大工さんが入るのは1週間以上先なので、基礎は完全に硬化します。建売り住宅ですと枠を外すと直ぐに大工さんが入ってきます。建売はスピードが命なのです。最後の写真は道路掃除。この場所は駐車場跡地であったため掃除する人がいなかったのか、道路に枯れ葉が沢山あり風が吹くと散乱していたので、掃除を行いました。お引渡しが終わるまで道路掃除も請負者の仕事です。



















整地・内部のバリ取り・ビニール養生

本日は、整地をして基礎高GL400に設定。そして基礎内部のバリ取り。これは枠から飛び出したコンクリートを除去する作業ですが、強度敵には何も変わりません。よって行わなくても良い作業でもありますが、見た目が違います。床下は見えなくなる場所です、お客様は一生見る事も無いでしょう。床下の掃除が適当で汚いメーカーさん多いですね。基礎も商品です。たとえ見えなくなる部分でも、キレイにしておきたいと思います。基礎屋さんもある程度掃き掃除をしてくれますが、私、職人さんが帰った後に再度掃除を行います。ちょーキレイです!!最後の写真は基礎の周りをビニールで養生しました。これは雨が降ると基礎に泥が跳ねてしまい汚くなるのを防止する目的です。この基礎の表面は最後にモルタルを塗って化粧してしまいます。よってこの作業も必要ないかもしれませんが、明日雨が降れば基礎は汚れてしまいます。これから来る職人さんもキレイな現場な方が、気持ちよく働けますよね。良い仕事はキレイな現場から!!

























以上で、基礎の工程は終了となりますが、ガス屋さんと水道屋さんが床下の配管をするまで継続させていただきます。

東京ガス

本日は東京ガスさんによる、床下配管を行いました。たった1本のキッチンコンロ用のガス管ですが、大工さんが床を作る前に行います。現場打合せを行い敷地内の配管は今週末に行う事となりました。水道屋さんが来る前に行えば互いに作業の邪魔になりません。現場にて業者さんの日程を調整する事は多々あります。最後の写真は、敷地内配管に備えガス管の宅内取り出し位置を確認しているところです。ガスの位置を示す杭が造成時に抜かれてしまったようで、東京ガスの図面と照らし合わせ大体の位置を探っています。



















東京ガス

明日予定していた、東京ガスさんの屋外配管は明日の天候が悪そうなので本日行われました。将来駐車場のコンクリートを打つ場所は地中深度40センチぐらいの位置で配管してもらいました。

















手掘り

本日は水道屋さんの屋外配管です。明日は床下の配管を行う予定です。ユンボが入らないので全て手掘りで行いました。
















敷地内養生・床下のヘッダー配管

本日は、水道屋さんの床下配管が完了しました。水道屋さんの第一回目の作業終了となります。フレーミングが完了すると水道屋さんは再登場となり、足場を足場を外すとまた登場となります。この仕事は建物を作る前から完成に至るまでとなる長い職種です。
中央の写真は、ヘッダー配管と言い上水管をこの場所に集め、各所へ分岐させる工法です。水漏れ等の事故の時、修理がしやすい利点があります。よって床下点検口近くに配置しています。
一方私は、明日より大工さんが来るので敷地内全体の土の部分に養生を行いました。この作業により泥で道路や基礎表部を汚すこと無く且つ、建物内を清潔に保つことができます。(1番目の写真)























以上をもちまして、打合せ・基礎編を終了いたします。次は下のボタン 建て方偏をご覧ください。大工さん登場!!

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