全面リフォームの問題点


【Drywall & 無垢材の家】

全面リフォームの問題点

費用は高くなります。

フルリノベーション工事は、既存建物を解体して作り直す作業となります。簡単に言うと2度手間工事で、とても効率の悪い作業であり、費用対効果の薄い事は言うまでも有りません。解体も手壊しになるので高額になります 。

古い基礎の上の建物をいくら耐震補強しても、無駄です。

古い家の基礎は現在の基礎と違い、鉄筋が少ないケースが殆どです。酷いケースですと鉄筋が入っていない、コンクリート内部の鉄筋が錆びているなんて事も有ります。特に1981年以前の建物は怪しいです。その耐震性能は大きな地震には耐える事は出来ないでしょう。

人間に例えるなら、足腰の弱っている人に重量物を背負わせるような物です。

現在では基礎内部の鉄筋をレントゲンのように撮影したり、補強する事もできます。しかし、どんな対策をしても新築の基礎と比べたら、その強度が劣る事は言うまでもありません。

まとめ

フルリフォーム フルリノベーションの場合は、お客様の考えを良くお聞きして、現在の建物の耐久性、工事後の予想対応年数、リノベーション費用などを総合的にお伝えしてご判断頂いております。

正直、1000万円以上かけて大地震で基礎もろとも壊れてしまうようなフルリノベーションはお勧めしていません。

現在の基礎強度を考慮した、提案をさせて頂きます。