2×4・ツーバイフォー工法
(レンガの家は、2×6工法になります)

ツーバイフォー住宅は家全体を垂直面である4面の壁と、水平面である床と天井、全6面で構成されるボックス構造になっています。1部屋、1部屋がボックス構造になっているため上下、左右の部屋との空気の流れがなく、気密性の高い家であると同時に、この構造は、1つの部屋で発生した火災は他の部屋に燃え移り難く、優れた耐火性も兼ね備えた、木造住宅と言えます。
このボックス構造は、在来工法と比較しても、より大きな面積で地震や台風などの外からの力を吸収、分散します。建物の基本的な構造が衝撃に対する強さを持っています。
木造住宅は燃えやすいと考えられていますが、樹種による違いはあれ、ほぼ摂氏260°で着火し、380°前後で自然発火します。木材が燃え始めると自己保存能力で、表面に炭化層をつくり、これを保護材として表面の熱を内部に伝えることを妨ごうとします。継続して熱源が外から供給される事がなければ自然鎮火する性質を持っています。
ツーバイフォー工法の住宅は 省令準耐火 構造に認定されており、火災保険料が、安いもの特徴です。
(在来工法と比べると約半額)
高耐震
フィートモジュール工法(標準)
日本の2×4工法より更に高耐震な北米式フィートモジュールツーバイフォー工法
フィートモジュール2×4工法の写真解説下の写真のように壁になる部分には、柱のようなスダッドと呼ばれるツーバイ材が入ります。この壁を支えるスダッドの本数が違います。日本の家の基本寸法である尺モジュールと比べ、スタッドの本数が約13%も多くなります。これは、言うまでもなく耐震性能が上がります。(余談ですが、材木代も13%分アップします)
日本の尺モジュール2×4工法の家は455㎜間隔。
フィートモジュール2×4工法の家は406間隔 。
この406㎜間隔が、アメリカとカナダの家と同じ2×4工法の原型であり、ツーバイフォー住宅の性能を100%発揮できる本物と言えます。
壁(2×4材)、2階床(2×10材)、屋根(2×6材) 全て406㎜間隔に配置されます。